見た・聴いた・読んだ 2019.10.7-13

今週のフロント

NHK スペシャル『東京ブラックホールII 破壊と創造の1964年』(2019.10.13)

 過去の記録映像に 山田孝之 がVFX技術を駆使して「タイムトリップ」し、当時の東京の市民の苦しい生活を追体験する異色のドキュメンタリードラマの2回目。今回は東京オリンピック開催年の1964年が舞台だったが、急激な経済成長に伴う公害の発生、売血の横行、公共事業に群がる闇社会など、ノスタルジックな語りがされがちな1964年の現実を描写した。

 中でも知らなかったのは、貝塚の日紡バレー部の女性選手たちの話。当時は五輪種目ではなく、世界選手権で優勝し凱旋帰国した後は選手を引退し、結婚して新たな人生を始めるつもりだったという。ところが日本のメダル獲得数を増やしたい組織委側がバレーを種目にねじ込む。選手たちが引退の意思を曲げずにいると、次第に各地から罵詈雑言の投書が相次ぎ、非国民扱いに。やむなく引退を撤回し出場したのが、のちに東洋の魔女と呼ばれる人たちだった。

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