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松山秀明著『テレビ越しの東京史』

◇松山秀明『テレビ越しの東京史─戦後首都の遠視法』青土社(2019)  戦後東京の語られ方はいくつかの変遷をたどってきました。1950〜70年代には、時間軸で輪切りにした近代都市発展史としての「戦後首都学」が中心で、80 …

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2019 読書この一年

 2019年の年間読了冊数は139冊でした。半年の休学期間があったこともあり、当初目標だった月10冊ペースを特に年後半は超えました。大学図書館を活用して新刊書を多く読めたことも特徴の、今年の読書活動を総括します。 目次 …

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見た・聴いた・読んだ 2019.12.2-8

今週のフロント 大谷基道『東京事務所の政治学─都道府県からみた中央地方関係』勁草書房(2019)  地方分権改革で国と都道府県は上下・主従関係から対等・協力関係になり、また三位一体改革では国から地方への補助金は減った今も …

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見た・聴いた・読んだ 2019.11.4-10

今週のフロント 安田純平、危険地報道を考えるジャーナリストの会『自己検証・危険地報道』集英社新書(2019)  フリージャーナリストの安田純平さんが、2015年6月から3年4か月にわたりシリアで武装勢力に拘束された事件を …

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見た・聴いた・読んだ 2019.10.28-11.3

今週のフロント 佐藤信『日本婚活思想史序説─戦後日本の「幸せになりたい」』東洋経済新報社(2019)  主に女性が主体的に、恋愛感情や、属性や年収など相手に求める条件のすり合わせ、そして共働きといった結婚(独身脱出)後の …

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『日本語とジャーナリズム』

◇武田徹『日本語とジャーナリズム』晶文社(2016)  ジャーナリストである著者は国際基督教大学(ICU)や同大学院で言語哲学や一般意味論を専攻し、アカデミズムから一時的に身を離れてもなお、日本語が公共的な批評やジャーナ …

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見た・聴いた・読んだ 2019.10.21-27

今週のフロント 田辺俊介(編著)『日本人は右傾化したのか─データ分析で実像を読み解く』勁草書房(2019)  「ナショナリズムの台頭」「若者の保守化」など、日本が「右傾化」しているという言説が多く出ている現在、その実態を …

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見た・聴いた・読んだ 2019.9.30-10.6

今週のフロント 金成隆一『ルポ トランプ王国2─ラストベルト再訪』岩波新書(2019) ルポ トランプ王国2 – 岩波書店 ニューヨークを飛び出しラストベルトへ.定点観測でしか見えてこない就任後の「トランプ王国」を伝える …

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『女性のいない民主主義』

◇前田健太郎『女性のいない民主主義』岩波新書(2019)  政治学で標準的とされる概念や理論が、男性の視点に偏っているのではないかという疑問に立って各学説を検討した新書。2014年に日本の公務員数が先進国で随一の少なさ( …

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見た・聴いた・読んだ 2019.9.16-22

今週のフロント 辻陽『日本の地方議会─都市のジレンマ、消滅危機の町村』中公新書(2019)  曽我謙悟『日本の地方政府』に続いて刊行された地方政治関連の中公新書。  二元代表制の下、首長に強い権限のあるため国政に比して議 …