久しぶりに実働7時間だけのアルバイト。ここ数週間は二つのバイト先をはしごして計13時間労働の土曜日が続いた。久しぶりに夕方からフリーの土曜日。こうなったら書店行くしかない!
というわけで、梅田のジュンク堂書店で本を見繕ったところ、中公文庫のデュルケーム『自殺論』から改版が出ているのに気付く。
昔、組版が自分に合わなくて読むの断念したんだよなあとか思い出しながら本を開いてみると、とても読みやすい版面に。挑戦してみるかと購入し、そばのスターバックスで読む。斜め読みではあるけれどすらすら進んだ。
こう言うとその筋の人には怒られるのかもしれないが、文庫の組版は新潮文庫が一番読みやすいから、どの文庫もそれにならってほしいと思っている。特に文字の筆画の幅の差が大きいような書体を使う文庫には、もはや嫌悪感に近いものがある(講談社学術文庫がそれ)。電子書籍の組版ももっと改善できないもんかなあ。
ところで改版された『自殺論』、なんで帯が内田樹なんだろ。あの人社会学者じゃないと思うが。
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