本の感想・レビュー記事です。

読書感想・書評

古谷敏郎著『評伝 宮田輝』

 日本のテレビ黎明期に『三つの歌』『のど自慢』『ふるさとの歌まつり』といった番組の司会を担当し、高橋圭三と並んでNHKの芸能アナウンサーのモデルを作った宮田輝…

読書感想・書評

砂原庸介著『領域を超えない民主主義』

 私たちは地域の住民として、その属する地方政府(自治体)の意思決定に関わり税金を納めています。これは地方自治の大原則です。  一方で、住まいと通勤先とで市町村…

読書感想・書評

2022 読書この一年

 今年の読了冊数は98冊でした。映画熱の高まりにより読書活動は退潮気味で、読む本も仕事に関係のある、雇用、社会保障関係の本に比重が傾きました。  あえて今年一…

読書感想・書評

2021 読書この一年

 2021年の年間読了冊数は114冊でした。ことし読んだ本の中から、新刊を中心に印象的なものを振り返っていきます。 労働=働き方は本当に変わるのか、変えるのか…

読書感想・書評

木下武男著『労働組合とは何か』

 本書の主張は明快で、世界標準の「本来のユニオニズム」に立ち返れというものである。ではその「本来のユニオニズム」とは何か。 労働組合の機能は労働者同士の競争規…