本の感想・レビュー記事です。

青木栄一著『文部科学省』

 文部科学省のイメージは場面によって大きく変わる。私も少し前までは大学生だったが、大学から見た文科省というのは、とにかく金は出さないくせに運営方法については微…

小島庸平著『サラ金の歴史』

 サラ金を扱った本と言うと、苛烈な取り立ての末の惨劇を告発するルポか、あるいはカリスマ創業者の武勇伝的な一代記か、はたまた反社会勢力とのつながりを示唆する実話…

2020 読書この一年

2020年に読んだ本から  2020年の年間読了冊数は138冊でした。昨年が139冊でしたので、月平均11冊超のペースを維持して読書を続けられました。今年読ん…

伊藤亜紗『手の倫理』

書影は版元ドットコム  愛する人の体に「ふれる」ことと、痴漢が見ず知らずの人の体に「さわる」ことの間に決定的な違いがあるように、人間は接触を区別し、相互的・人…

見た・聴いた・読んだ 2020.8.31-9.6

今週のフロント 藤野裕子著『民衆暴力─一揆・暴動・虐殺の日本近代』 書影は版元ドットコム  暴力の正当性を国家が独占する近代体制下であっても、ときに民衆は暴動…

見た・聴いた・読んだ 2020.7.27-8.2

今週のフロント 酒井正著『日本のセーフティーネット格差─労働市場の変容と社会保険』 書影は版元ドットコム  非正規雇用の増加で、日本の社会保険制度がセーフティ…