古谷敏郎著『評伝 宮田輝』
日本のテレビ黎明期に『三つの歌』『のど自慢』『ふるさとの歌まつり』といった番組の司会を担当し、高橋圭三と並んでNHKの芸能アナウンサーのモデルを作った宮田輝…
本の感想・レビュー記事です。
日本のテレビ黎明期に『三つの歌』『のど自慢』『ふるさとの歌まつり』といった番組の司会を担当し、高橋圭三と並んでNHKの芸能アナウンサーのモデルを作った宮田輝…
約1万7300年前のラスコー洞窟壁画以来、人類はさまざまな形で情報を図像化して伝えてきました。その中でも「データ視覚化」は、収集したデータをグラフィックな形…
私たちは地域の住民として、その属する地方政府(自治体)の意思決定に関わり税金を納めています。これは地方自治の大原則です。 一方で、住まいと通勤先とで市町村…
今年の読了冊数は98冊でした。映画熱の高まりにより読書活動は退潮気味で、読む本も仕事に関係のある、雇用、社会保障関係の本に比重が傾きました。 あえて今年一…
冷戦終結によって資本主義が勝利しました、めでたしめでたし。という本では当然ない。高度にグローバル化した21世紀の資本主義は、格差と腐敗を拡大させる特徴がある…
本書を読む前、日本の福祉体制が「扶養義務」を基軸に作られているのではないかという問題意識を持っていた。 例えば所得税の扶養控除は、扶養される家族が所得がな…
2021年の年間読了冊数は114冊でした。ことし読んだ本の中から、新刊を中心に印象的なものを振り返っていきます。 労働=働き方は本当に変わるのか、変えるのか…
恥ずかしながら本書を読み始めて最初に思ったことは、2回目の大阪都構想住民投票からまだたった1年しかたっていなかったのかという驚きだった。かなり当時のことを忘…
労働時間ではなく成果で評価する、契約時にそのポストに必要な能力を記した職務定義書(ジョブスクリプション)が示される、能力が足りなければ解雇も自由にできる、欧…
本書の主張は明快で、世界標準の「本来のユニオニズム」に立ち返れというものである。ではその「本来のユニオニズム」とは何か。 労働組合の機能は労働者同士の競争規…