見た・聴いた・読んだものの感想・レビュー記事です。

読書感想・書評

木下武男著『労働組合とは何か』

 本書の主張は明快で、世界標準の「本来のユニオニズム」に立ち返れというものである。ではその「本来のユニオニズム」とは何か。 労働組合の機能は労働者同士の競争規…

感想・レビュー

映画『わたしはダフネ』

 夏の休暇に訪ねたキャンプ場で母親が急死するという喪失体験に直面したのは、30代の娘ダフネと、父ルイジである。  ダフネはスーパーマーケットの店員として働き、…

感想・レビュー

映画『サマーフィルムにのって』

 時代劇マニアの高校3年生・ハダシ(伊藤万理華)は、所属する映画部が文化祭で上映するために『武士の青春』という企画を作るが、ライバルの花鈴(甲田まひる)による…

映画感想

映画『猿楽町で会いましょう』

 ラブコメタッチではなく、恋愛の得体のしれなさを考察し、その過程で社会の構造を浮き彫りにするような邦画の良作がここのところ立て続けに公開されている。『花束みた…

読書感想・書評

青木栄一著『文部科学省』

 文部科学省のイメージは場面によって大きく変わる。私も少し前までは大学生だったが、大学から見た文科省というのは、とにかく金は出さないくせに運営方法については微…

感想・レビュー

映画『まともじゃないのは君も一緒』

 25歳にもなると、「普通」を生きることの背景にどれだけの努力があり、計り知れない困難があるかということが分かってくる。とはいえまだ25歳なので、「普通」との…

感想・レビュー

映画『街の上で』

 誰が言い出したことなのかは判然としないが、「人は二度死ぬ」という金言を僕は永六輔が語ってきたものとして知っている。一度目は肉体的な死であり、二度目は人々から…