ラジコで新広告実験、リスナーに応じて放送差し替え

2018年7月23日

 地上波ラジオのIPサイマル配信サービス「radiko(ラジコ)」で、放送の一部を差し替えてリスナーの性別や年代などに合わせた広告を流す「オーディオアド」の実証実験を24日午前5時から始めると、ラジコの運営会社、株式会社radikoが23日、ウェブサイトで発表しました。

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「オーディオアド」の実証実験実施を知らせる株式会社rajikoの報道資料
http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20180723_001_pressrelease.pdf

 発表によると差し替えるのは放送局の自社広告部分で、販売広告枠はこれまで通り地上波放送と同じものが流れます。また過去1週間の番組を聴くことができる「タイムフリー」でも差し替えはありません。実験は在京7局で始め、今秋に在阪6局にも広げ、順次全国への拡大を目指すとのことです。

 通常のラジオ広告では放送局が枠を企業団体に販売し、放送局が広告を放送しますが、オーディオアドではどのような形になるのでしょうか。株式会社radikoが販売・配信を引き受けるのかなど、気になります。またもしそうなると、番組によっては放送内容にそぐわないCMが流れることもありえると思いますが、そのあたりもどうなるでしょう。

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