元TBS記者代理人の懲戒審査報じる記事の実名・匿名判断

 意識を失った状態で望まない性行為を強要されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBS記者の山口敬之氏(警視庁が準強姦容疑で書類送検、東京地検が不起訴)に損害賠償を求めている訴訟にからみ、男性側の代理人を務める男性弁護士がブログで伊藤さんを侮辱したとして、弁護士が所属する愛知県弁護士会が「懲戒審査相当」の議決をし、同会の懲戒委員会が審査を始めたと産経ニュースが23日夜、報じました。

 以降報道各社が後追いで報じていますが、今回の当事者である伊藤さん、山口氏、男性の代理人弁護士の3人について、今回の記事に関して3人の名前を報じたかどうかを記録します。各社ニュースサイトの掲載状況をもとにし、下表媒体名横の日時は記事の配信時刻です。

伊藤さん山口氏弁護士
朝日(24日18:50伊藤詩織さん元TBS記者の男性男性弁護士
毎日(24日19:28伊藤詩織さん山口敬之氏男性弁護士
産経(23日21:51伊藤詩織さん元TBS記者の50代男性男性弁護士
中日(24日21:34伊藤詩織さん山口敬之氏男性弁護士

 読売、日経、共同、時事、NHKと在名民放は記事がありませんでした。

 伊藤詩織さんは実名を公表しているため各社いずれも実名報道ですが、山口氏については山口氏が不起訴になり検察審査会でも不起訴相当議決を受けていることや、本件では直接の関係者ではないことなどから、実名、匿名が分かれたものとみられます。男性弁護士については4紙とも匿名報道で一致しました。


 実名報道・匿名報道の判断が分かれる場面に関する記録は、以下タグページにまとめています。