雪景色の中央本線
大垣、岐阜、名古屋でそれぞれ下車し新聞を購入。岐阜新聞と中日新聞はそれぞれ、大垣駅キオスクが「11版」「11版」、岐阜駅キオスクが「13版」「12版」と異なる版が売られているのに対し、在名全国紙(朝日、毎日、読売、日経)は同じ版が売られていました。一方で岐阜、中日両紙は岐阜駅と名古屋駅で同じ版であるところ、在名全国紙では一つ版が遅くなります。版の境界が地元紙と全国紙で異なる例です。
名古屋からは中央線。東京─新宿間しか乗ったことがなく、初めて乗る区間です。快速中津川行で終点まで行き、普通松本行へ乗り継ぎます。中津川までの区間では紙業メーカーの工場や倉庫が多く見られましたが、長野県に入ると木材業者などが見えるようになりました。
さてこの冬は暖冬で私は雪が積もった様子を目の当たりにしたことは一度もありませんでした。しかしさすが長野というべきか、寒波が流れ込んでいたこともあり一面の銀世界でした。
塩尻駅では45分ほど乗り換え時間がありましたので、駅そばで腹ごしらえすることにしました。そばアレルギーがあるので信州そばは食べられませんが、鴨うどんをいただきました。鴨肉も5、6枚入っていて480円は安い。
小淵沢でワープ
塩尻14時35分発の塩山行に乗りさらに東へ進むと、未踏県の一つ山梨県に入り、北杜市の小淵沢駅に15時37分、定刻で着きました。
小淵沢駅でも新聞が販売されていましたが、ここは少し変わった販売方法。駅そばの券売機に新聞購入用のボタンもあり、ここで発券して駅そばの店員に渡せば購入完了という方式でした。ここは山梨県内ですが隣県紙の信濃毎日新聞、さらに地域紙の長野日報もありました。
当初の計画では40分弱待って16時16分発のホリデー快速ビューやまなし号(臨時編成)に乗る予定でしたが、甲府駅の新聞販売状況を見たくなり、15時58分発の特急あずさ42号を甲府まで利用することにしました。青春18きっぷでは特急に乗れませんので、1440円の課金です。
甲府駅のキヨスクは、新聞によってセット版朝刊(夕刊のある地域向けの朝刊)と統合版朝刊が分かれました。朝日、日経は統合版でしたが、毎日、読売はセット版。産経の東京本社版は元々夕刊を廃止していますので、あえて言うなら統合版ということになります。毎日は小淵沢駅でも唯一セット版を売っていました。