産経新聞が20日に創刊85周年を迎え、朝刊の別刷り特集を発行しました。作詞家・プロデューサーの秋元康さんが「これからの時代に求められるメディア」をテーマに飯塚浩彦・産経新聞社社長と対談した内容が目玉でした。
別刷りはブランケット判12面構成で、秋元さんと飯塚社長の対談は1、2面に掲載。他には創刊からの歩み(3面)、同社100歳時代プロジェクト会議の有識者らへのインタビュー集(5面)、東京オリンピックを前に再開発が進む都内各所と放送開始目前の高精細映像技術「4K」「8K」に関する特集(7面)、明治150年特集として維新の偉人伝(9面)、フェルメール展特集(11面)というラインアップです。
たいていは創刊85周年の記念事業にからむものですが、7面の特集は創刊85周年との関連が紙面内で説明されていません。
1面対談のリードでは「時代におもねらず、正しいと信じたことを伝える『モノを言う新聞』として歩んできた」としています。「正しいこと」ではなく「正しいと信じたこと」と書いたのには少しニヤリとしてしまいました。
広告の掲載状況をまとめます。全面広告は鹿島(4面)、サラヤ(6面)、高松建設(8面)、フォーデイズ(10面)、大和ハウス工業(12面)。全5段広告は野村證券(1面)、サンケイビル(2面)、アパ日本再興財団(3面)、立正大学(5面)、BSフジ(7面)。9面と11面は「祝創刊85周年」と題して2段1/2広告を6本ずつ掲載。9面は大王製紙、王子ネピア、東京紙パルプ交易、日本製紙クレシア、中越パルプ工業、丸住製紙の製紙関連6社。11面にはDICグラフィクス、富士フイルムグローバルグラフィクスシステムズ、東洋インキ、サカタインクス、コダックジャパン、冨士薬品工業のインク関連6社が出稿しました。