和歌山駅で買える地域紙

2020年7月12日

 きょう12日、JR和歌山駅に立ち寄りました。駅中央改札の外にある「セブン−イレブンハートインJR和歌山駅中央口店」と「おみやげ街道JR和歌山駅中央口店」では全国紙のほかに二つの地域紙が販売されています。

 緑の大きな題字が目を引く「わかやま新報」は和歌山市本社の和歌山新報社が発行する夕刊紙。「和歌山県北部唯一の日刊新聞」を標榜しており、配布エリアは和歌山市、紀の川市、海南市、岩出市、紀美野町とのことです。月決め2000円、1部売り120円。8ページ建てで、1面と最終面はカラー刷りです。本文活字がかなり大きいサイズです。12日付(11日発行)のトップは、和歌山市の本町公園にオープンする新施設「本町プランテ」の話題でした。

 「紀伊民報」は田辺市本社の紀伊民報社発行の夕刊紙です。10ページ建てで1、9、10面がカラー刷り。月決め1800円、1部売り80円。田辺市は県南部に位置し、読者も南部が中心ですが、北部や山間部も朝刊時間に配達されます。県内で最も部数の多い地域紙で、県紙のない和歌山ですが、共同通信と契約しており47NEWSにも参加していることもあって、紀伊民報が事実上、県の代表紙的側面を持っていると言ってもいいかと思います。

 そうした側面を反映するかのように、12日付(11日発行)のトップも地域ネタというよりも、県内の新型コロナウイルス感染者数のニュースと硬派記事が飾っています。