JR全線の普通、快速列車が乗り放題になるおなじみの「青春18きっぷ」を使って旅行に出掛けました。1日目は大阪から中央線で東進。2日目は常磐線完乗ののち秋田・大曲まで。そして3日目は北東北をぐるっと半周して仙台まで戻るというルートです。
本州の都府県で私がこれまでに訪れたことも通過したこともないのが、青森、秋田、山形、山梨の4県を残すのみとなっていました。この4県を通りながら、私の趣味である新聞収集をしていく旅行の計画を立てました。一部区間で放送ファンの仲間2人も同行しています。
今回は1日目、2020年3月14日(土)の記録です。1日目は大阪から東海道線で名古屋まで乗り、中央線に乗り換えて新宿まで行って進路を北に変え、宇都宮の友人宅で宿泊しました。
「2020春・18きっぷで新聞収集旅行」記事一覧
- (1日目)大阪から中央線経由で宇都宮へ 2020年3月18日公開
- (2日目)常磐線完乗、そして大曲へ 2020年3月19日公開
- (最終日)ぐるっと北東北を半周 2020年3月20日公開
「2020年3月新聞調査」もご覧ください
“米原ダッシュ”
アクシデントが起きたのは米原駅。7番・8番ホームにはセブン─イレブンキヨスクがあり、過去にはここで中日新聞の滋賀版や全国紙大阪本社版の統合版(夕刊のない地域向けの朝刊)を入手してきたのですが、いざ到着すると店が開いていません。
なんとホーム上の店を閉店し、近々改札口に移転開業するという張り紙がされていました。つまりこの日の時点で駅に売店がないことが判明したのです。
米原駅での乗り換え時間は19分間のみ。急いでグーグルマップを開き近くのコンビニを検索し、約300メートル北西にファミリーマートを見つけたので、キャリーケースを引きながら走って向かいます。ここで中日滋賀版などを入手しました。
意外だったのは京都新聞滋賀版が「15版」だったこと。2年前の調査記録では米原駅キヨスクでは「16版」を扱っていたので、一つ前の版が売られていることになります。米原市内の版が一つ繰り上がった可能性もありますが、JR売店と市中コンビニでは配送ルートが異なることに由来しているだけの可能性のほうが高いのではないかと思います。「17版」は京都駅で、「16版」は草津駅で買っているのでこれで京都新聞は3個版を入手できました。
さらにダッシュで戻り、8時26分発の新快速豊橋行にも数分の余裕を持って間に合いました。18きっぷシーズンに特に混雑することで知られる米原─大垣間ですが、席はかなり空いていました。