見た・聴いた・読んだ 2020.8.10-16

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見た・聴いた・読んだ

今週のフロント

ストリーミングライブ『古舘伊知郎トーキングブルース2020夏』(2020.8.14)

 古舘伊知郎がまだテレビ朝日「報道ステーション」のキャスターだった2014年以来のトーキングブルース。新型コロナウイルスの影響で無観客・生配信の形式となりました。

 時勢もありコロナの話題に大きく時間を費やしたものの、その語り口は前半と後半で変化がみられます。前半は古舘らしく、くどいほどの自省・相対化の視線での語りが続きます。しかし、コロナ禍に直面した指導者たちのスピーチスタイルを真似てみせると、「責任を取るということは孤独」というキーフレーズを境に覚悟を決めたかのごとく、「GoToトラベル」「ウィズコロナ」といった最近の言葉の欺瞞をストレートに暴き立て、自らの主張を真っ直ぐに訴えていました。

 今回も「言葉に燕尾服を着せている」といった切れの良い比喩が続出しますが、そうしたボキャブラリーの天才だからこそ言葉の欺瞞の告発に説得力がある。無観客という圧倒的不利な場でなお「戯言」ではなく「トーキングブルース」を冠して開催した意味が分かる公演でした。

 

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