トンガ沖噴火の記事 どこの特派員が書いた?

2022年1月15日

 南太平洋の島国・トンガの沖にある海底火山で15日、大規模な噴火が起こり、現地で津波が発生したと報じられています。日本の報道機関はこのニュースをどこの特派員が書いたのでしょうか。

 通信社・全国紙7社のうち自社原稿を掲載したのは日経、産経を除く5社。このうちオセアニアは共同通信のメルボルン(豪州)のみ。読売はベトナム・ハノイ発。朝日はシンガポール支局長、毎日は東京の外信部記者が書いています。時事通信はクレジットがないため東京で書かれたと思われます。

報道機関クレジット備考
共同通信メルボルン共同豪州
時事通信なし
朝日新聞西村宏治シンガポール支局長
毎日新聞川上珠実外信部
読売新聞ハノイ=安田信介ベトナム
日本経済新聞メルボルン=共同豪州
産経新聞共同

 海外支局一覧を掲載していない毎日を除く6社のウェブサイトによると、オセアニアに支局を置いているのは共同時事朝日日経でいずれもシドニーです。読売産経はありません。このほかNHKにもシドニー支局があります。